第10候【雀始めて巣くう】

こんばんは。今日は春分の日(祝日)で、ひさびさにお休みを頂いています。いっときに比べるとだいぶ陽が長くなりましたね。

今日一日だけでなく、これから4月3日までの時季のことも「春分」といいます。

その春分の初候が、今日3月20日から3月24日までの【雀始めて巣くう】です。

文字通りこの時季になると、スズメが巣をつくり始めます。スズメは農作物を荒らすこともありますが、田畑や人家のそばに生息し、人間にもっとも身近な野鳥ですよね。

春の空の下、落ち着きなく飛び回る姿は、なんとなく子どもたちの姿のようにも見えてきて、愛らしく思えます。

分の日を「春の彼岸」、秋分の日を「秋の彼岸」といいますが、「彼岸」て何のことかご存知ですか?

彼岸とは、彼の岸(かのきし)ということで、中国の善導大師という高僧がつくられた『二河白道の譬え』に出てきます。

苦しみ悩みの耐えない娑婆世界(しゃばせかい)を此岸(しがん…このきし)、阿弥陀仏の極楽浄土のことを彼岸(ひがん…かのきし)と言われているのです。

経典には、阿弥陀仏の極楽浄土は西方にあると説かれているので、阿弥陀仏の極楽世界を西方浄土(さいほうじょうど)とか、彼岸を西岸とも言われます。

春分の日と秋分の日は、昼と夜の長さが同じくなるのはよく知られていますが、太陽が真東から昇って真西に沈む日でもあります。

今日は、太陽が真西に沈む日であるというところから、西方浄土になぞらえて「お彼岸」と言われるようになったそうです。

春のお彼岸を縁に仏教を学んで、お互いに大安心・大満足の心になりたいですね。

さて、今日はもうひとつうんちくを。

皆さん「ぼたもち」「おはぎ」の違いは分かりますか?

どちらも、もち米を蒸して小豆あんをかぶせたお菓子ですよね。私の祖母の得意料理ですので、幼い頃の楽しみのひとつでありました。

ぼたもち・おはぎを漢字で書くと、牡丹餅御萩となります。(パソコンや携帯で変換してみてください)

このお菓子、風習としては、春の彼岸(春分の日)と秋の彼岸(秋分の日に食されるもので、春の彼岸には、春に咲く牡丹の花に見たたて「ぼたもち」といい、秋の彼岸には、秋に咲く萩の花に見たてて「おはぎ」というのだそうです。

ご存知でしたでしょうか?

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