第1候【東風凍を解く】

こんばんは。本日2月4日から世田谷区経堂にて個別指導塾を始めた添谷亮介(そえやりょうすけ)です。

10年以上前に東京・明大前に住んでいたころmixiでブログをしていたときは「そめ」というハンドルネームでした。

アカウントが残っていないので、そのときのマイミクさんたち(mixi上での友達をたしかそう呼んでいましたよね)とはまったく音信不通になってしまっていますが、その頃かなりディープにやりとりさせて頂いた方々とも、できればまたつながりたいと思っています。

東京で仏教・親鸞聖人の教えを伝えながらSNSやメルマガをしていた後は、韓国に1年行って日本語や日本文化(もちろん仏教も)を女子高で教える講師などしており、その後東北に住み10年近くが過ぎました。

実は大きな怪我と病気が重なって、約1年半~2年間の記憶が飛んでしまい、半年くらい前から人生やり直すつもりで18きっぷなどで全国を旅していたときのことでした。

10数年前に東京にいたときに髪を切ってもらっていた美容師さんに再開すると、今では多店舗を展開する経営者になっていました。

さらには、その美容師さんつながりの日本チャンピオンにまでなったキックボクサーにも出会うこととなりました。

そして、なんとこの3人で「子ども達の未来のために塾をやりましょう」ということになり、昨年12月より経堂に住み、本日プレオープンとなった次第です。

いづれまた何か発信したいと思っていたのですが、8年前に山形県は庄内鶴岡の奥座敷・湯田川温泉というところに聞法道場となる草庵を開いて住み着いたことを機に季節に敏感になり、二十四節気という古くから日本人に親しまれてきた暦(こよみ)に興味をもつようになっていました。

いつかそのことを書いてみたいと思っていたのですが、今日【立春】が、私の第3の人生のスタートとなる塾のオープンに重なったので、このたび季節感のあるブログをはじめてみようと思いました。

今年のカレンダーは昨日2月3日が節分、今日2月4日から立春になっています。よく「暦の上では春になりましたが、まだ風が冷たいですね」とか言われますよね。

立春・立夏・立秋・立冬を四立(しりゅう)といわれ、春分・夏至・秋分・冬至は二至二分(にしにぶん)といわれますが、これは皆さんも聞いたことがあるでしょう。

他にも清明とか(これは沖縄の人は必ず知ってる「しーみー」)、大暑、処暑、大寒とかは聞いたことがありませんか?

だいたい15日ごとに移っていくので、1年で24節気あるんですね。

さらにそれぞれを初候・次候・末候に分けて24×3の72を、七十二候といいます。

これを知っていると季節の気配と旬が感じられ、心豊かに暮らせることが分かりました。

これまでは、いちいち暑い寒いや雨や雪で文句が出たりしていましたが、二十四節気・七十二候を知って突然の夕立や大雪にも腹を立てることもなくなり、毎日の生活にうるおいが出てきました。

季節の言葉・旬などをお伝えしながら、仏教の教えを語っていこうと思っています。

さて、今日はキリよく立春・初候(1年の第1候)の「東風凍を解く」(はるかぜこおりをとく)の始まりです。

東風は古語では「こち」ですが、沖縄に住んでいたとき東風平という町があり「こちんだ」と読むのに驚きました。「こちのだいら」の沖縄方言読みでしょう。

ついでに南風は「はえ」、同じく沖縄に南風原という町があり、こちらは「はえばる」と読みます。西郷隆盛と政府軍の激戦地・田原坂(たばるざか)もそうですが、九州や沖縄では「原」を「はる」と読むところが多いです。

もうひとつ東風についてのうんちくを。

東風吹かば におひおこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ(菅原道真)

政争に破れ、京の都から九州大宰府に流される道真が、屋敷の梅に別れを告げた歌です。

東京ではまだ梅の花は先の話ですが、東西南北に長い日本列島では、すでに梅が綺麗に咲いているところがあるかもしれません。

みなさんのところではいかがでしょうか。

前述の菅原道真の歌のように、続かない世の中をはかなむ歌が日本には多くあります。

これを仏教では「無常観」といわれます。

長くなってしまいましたが、これからどうかよろしくお願い致します。

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