第4候【土が潤い起る】

第4候【土が潤い起る】

こんばんは☆すっかり遅くなってしまいました。

昨日で【立春】が終わり、今日2月19日から3月4日までの15日間は【雨水】(うすい)という時季になります。

梅雨でもないのに「雨水」なんて、と思われるかもしれませんが、これは、雪が春の雨に変わり、本格的に雪解けが始まるということです。

固く締まっていた土がゆっくりとうるおい始め、忍び寄る春の気配に草木がよみがえります。北国や山間部の川や池に張っていた氷も次第にとけていき、水に戻ります。

春は待ち遠しいのですが、早春が終わることには少しさみしさを感じますね。

「知っているとこころ豊かに暮らせる」二十四節気。季節の気配と旬を感じて、二度と来ない一日一日を大事にしていきましょう。

さて、今日は二十四節気で言えば【雨水】の始まりですが、七十二候では今日から23日まで雨水の初候【土が潤い起る】です。

寒さがほんの少しだけ和らぎ、降っていた雪が解け、張っていた氷も水に戻り大地をうるおし、眠っていた植物が芽吹き始める。この時季の雨は養花雨(ようかう)と呼ばれ、新しい季節に向けて花や木に養分を与えるといわれています。

この時季から春先にかけて降る雨には、同様の意味で甘雨(かんう)・慈雨(じう)・催花雨(さいかう)など、さまざまな呼び方があり、いかに昔の人たちが植物を愛し、花が咲き誇る春を心待ちにしていたかが分かります。

ちなみに仏教は「甘露の法雨(かんろのほうう)」といわれ、自因自果の因果の道理が分からずに他人のせいにして愚痴をばらまき、乾いてひび割れたような私たちの心に養分たっぷりの法(真理)の雨を降らせるものだということです。

私の身の上におきることは、誰かがきっかけ(縁)になっていることもありますが、それにしてでもタネ(因)は私にある自因自果と教えられます。

受け入れるまでは大変ですが、これが大宇宙の真理(法)ですから、その法雨によって心の土が潤い起こり、本当の意味で心が軽く楽になるのです。

「季節の言葉と仏教を知って日々にうるおいを」のテーマで、季語の意味とお釈迦さまの言葉をお伝えしていきたいと思います。

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